皆さんはゴルフクラブのグリップ交換をどうしていますか?
大半の人はゴルフショップでグリップを購入した際に、ゴルフショップで交換してもらっているかと思います。
私は、以前使っていたクラブから今のクラブへは、買い替えをしたため、今まで一度もグリップ交換をしたことがありませんでした。
今回大分グリップがすり減ってきたので、交換を決意したのですが、お店でグリップを買ってしてもらうか、自分で交換するか、メリット・デメリットを考えて、最終的には自分で交換することにしました。
以下、メリット・デメリット、交換のために準備するもの、交換の仕方、実際に交換してみて感じたことなどを記載しますので、グリップ交換を考えている人の参考になればと思います。
店頭で交換 vs 自分で交換(メリット・デメリット)
最初、自分はグリップ交換は難しそうだし、手間も時間もかかるから、店頭でグリップを購入してそのままそこで交換してもらえばいいや、と思っていました。
ただ、意外と高いし、自分は車を持っていないのでクラブを持っていくのが面倒なんですよね。また、即日対応できないお店もあり、お店に預けると週末ゴルフに行く時までに取りに行けないケースもあり、一層のこと、自分で交換してみようか?と思うようになりました。
その過程で、自分で交換するメリット・デメリットを洗い出してみました。
自分で交換するメリット
- 費用が安く済む
なんといってもこれが大きいです。
①仮にお店で14本交換した場合 ※大体の金額で書いています。
グリップ本体:1,650円(税込)×14本=23,100円
交換手数料 :550円(税込) ×14本=7,700円
交通費 :2,000円ぐらい
合計(税込):32,800円
②自分で交換した場合 ※私が実際に使った金額を参考に書いています。
グリップ本体:1,000円(税込)×14本=14,000円
交換手数料 :0円(税込) ×14本=0円
工具代 :1,700円(税込)
合計(税込):15,700円
上記①から②を引くと、17,100円も自分で交換した方がお安くなります。 - 交換する技術が身につく
これは人それぞれ考えが違うかもしれませんが、ゴルフを続けていくうえで、グリップ交換は定期的に発生するものかと思います。
自分の知り合いで競技に出ているアマチュアの人は、自分で交換していました。気軽に交換できるようになると、ショップなどに頼む方が面倒くさいという人もいました。
長い目で見ると自分で交換できる技術があった方が楽かと思います。 - 自分で納得いくまで調整ができる
ショップで自分の納得のいく交換をしてくれれば良いのですが、もし自分のこだわりと違うことになると、結構へこむかと思います。
私もそうですが、特にバックライン有の場合、微妙にずれていると気持ち悪いケースもあり、自己責任でしっかりとグリップの微調整ができる方がよいと思います。 - 好きな時に交換できる
忙しい人にとっては、ショップに行くのも時間がないということもあります。この点、自分で交換する場合、グリップ本体や工具もすべてネットで買えるので、夜空いた時間に10分程度で交換することもできるので、時間を効率的に使えると思います。
もしショップで交換するならば、営業時間中に行かなくてはならないし、クラブをわざわざ持っていかないといけないので、例えば会社帰りに気軽に寄ることは難しいかと思います。そうなると休日を使わざるを得なくなるので、つらいところです。 - 交換にかかる時間は結局変わらない
ショップに頼む場合、自分で交換する時間を作る必要がなく、外注することによって空いた時間をほかのことに使えて有意義だという人もいるかもしれません。
ただ、上記でも触れていますが、ショップで交換してもらう場合ショップに行かないといけないので、その時間を考えると自分で交換した方がむしろ所与の時間を短縮でき、効率的かと思います。
自分で交換するデメリット
- 手間がかかる
自分でグリップ交換をすると、どうしても自分の時間と労力を使う必要があります。この部分はどうしようもないところです。
私が実際に交換してみたところ、12本を初めての交換で大体3時間ぐらいかかりました。また労力的にも慣れていないこともあり、多少腕が筋肉痛になりました。
この手間をどう見るかは人それぞれかと思います。
- うまくできない可能性がある
私が初めてグリップ交換をする際に、一番不安だったのがこの部分です。結局うまくできなくて、プロに頼んだ方がよかったのでは?と後悔するのではないかとも思いました。
ただ、最近はyoutubeなどでグリップ交換の動画がたくさんありますし、購入した工具のメーカーさんのサイトでも詳しい交換の仕方を解説しているので、そこまで大きく失敗することはないと思いました。
実際にやってみて、最初はもたつきましたが、失敗をすることはありませんでした。
メリット・デメリットまとめ
上記を踏まえると、私自身は「自分で交換した方がよい」という結論になりました。
私はサラリーマンゴルファーなので、なるべく無駄なお金は使いたくないという面も大きかったです(貧乏性ですみません💦)。
自分で交換するか、ショップにお任せするか、どちらを選ぶにしても、自分でよく考えて納得をする方を選択されるのが大切かと思います。
用意するもの
では、実際にグリップ交換を自分でやるとして、グリップ本体を購入することはもちろんのこと、その他にも色々と必要になってきます。以下必要なものをご紹介しますが、使い方はあとでご説明します。

- グリップ交換用カッター
- グリップ交換用両面テープ
- グリップ交換用溶液
- 溶液をふき取るタオル
- ティーなどグリップの後ろの穴をふさぐもの
- たらい又はおけのようなもの(上記図の左側)
- いらない新聞紙
今回、上記1から3をアマゾンで買いました。万が一溶液や両面テープがなくなってしまったら困るので、予備を買いましたが、結局使いませんでした。
複数のメーカーの工具がありますが、Golf-it!(ライト株式会社)に揃えました。
グリップ交換キットの裏面には、グリップ交換方法の詳細な説明が書かれています。また、以下のリンクも記載されており、参考になります。
https://golflite.co.jp/wp/img/gripkoukan.pdf
グリップをはがす前に
さて、工具等の準備ができたところでいよいよグリップ交換です。
私の既存グリップはバックラインが入っており、交換するのも同じくバックライン有にしました。自分が実際にアドレスをしてバックラインの位置も確認するつもりでしたが、なるべく既存グリップと感覚がずれるのは嫌でしたので、「IOMIC」のマークの位置(=バックラインの位置)を下記のようにセロハンテープを貼りそこにマジックで印をつけて、新しいグリップでもなるべく同じ位置にできるようにしました。

いざグリップをはがす
マークをつけたところで、いよいよ既存グリップをはがします。
この専用カッターを使います。先っぽがフック状になっていて、グリップの隙間に入れやすい構造になっています。

具体的には下記のように使用します。ポイントは手前に引くのではなく、体側手前から奥に押し出す感じで切っていきます。

スチールシャフトですと、シャフトに多少刃が当たっても傷はつきませんが、カーボンシャフトの時はすぐに傷がつくので細心の注意が必要です。

最後のグリップエンド部分が固くて結構取りづらいときがあります。そのときは下記写真のように、足で踏んで引っ張ると取りやすいです。

グリップを外したら、両面テープをきれいにはがします。
写真はないですが、両面テープのべたつきが少し残っているときは「専用溶液」を少しつけて拭くときれいになります。
両面テープを張る
両面テープは「らせん巻き」と「縦巻き」がありますが、それほど時間がかからないのと、事前に予習したyoutubeでも半分以上は縦巻きをお勧めしていたので、私も縦巻きとしました。
下記を見てもらうとわかりますが、テープを貼っていない隙間が前と後ろが均等になるようにするのが一番難しかったです。

次に両面テープをはがします。グリップエンド部分には穴があいているので、そこから水が入るとシャフトが錆びることがあるため、以下のように両面テープで補強しておきます。


専用溶液を塗る
次に両面テープをはがしたところに、専用溶液を吹きかけます。その際、周りにスプレーが飛び散らないように下に新聞紙を敷いて、たらいを下においてスプレーを両面テープ部分に吹きかけます。
また、グリップエンドの穴を下記のようにティーなどでふさいで、中に溶液を吹き込みます。大体3~4秒ぐらいで十分です。

その後、下記のようにたらいにグリップ内の溶液を出します。

新しいグリップを差し込む
いよいよグリップを差し込みます。溶液が乾かないうちに、たっぷりついているうちに、一気に奥まで差し込みます。この部分の写真は余裕がなくて撮れませんでした。ご容赦ください。
ここは時間との勝負ということもあり、時間をかけずに一気にやりますが、奥まで入れるのに結構力が必要となります。女性ですと手と腕の力だけでは厳しいかもしれません。
その場合は、ある程度のところまで手と腕でねじ込んだら、下記のように体重をかけて最後まで押し込むのが良いかと思います。ただ、長めに持ってしまうとシャフトがゆがむので、なるべくグリップ上あたりをもって体重をかけるのが良いかと思います。

グリップ向きを調整
グリップが奥まで入ったことを確認したら、最後はグリップ向きを調整します。その際、事前につけたセロハンテープのマークも参考にして、グリップを握って左右にグリップの向き、特にバックラインの向きを調整します。

下記写真の赤丸部分にあるマークや模様が一直線になるように揃えます。また、アドレス時の構えをとって、バックラインが自分の指のどこにあるか確認して微調整をします。溶液を塗布して、約10分ぐらいは簡単にグリップを回すことができ、グリップの向きを変えることができます。

交換完了後
グリップ向きも確定したら最後に溶液でシャフトの汚れをとります。
溶液が固まるまで最低24時間はかかるとのことですので、早速使いたい気持ちを抑えて、安静にして置いておきます。これでおしまいです。

最後に
いかがでしたでしょうか?
今回初めてやってみて思ったことは2つ。
1つ目は、思っていたほど難しくなかった、ということです。最初はおっかなびっくりやっていましたが、コツをつかむとそんなに難しくなく、さっさとできるようになりました。また、1回やれば2度目はもっと効率的にできると思いました。
2つ目は、グリップを差し込む際、思っていた以上に「力が必要」ということです。日ごろ運動していないことも原因ですが、翌日腕が少し筋肉痛になりました。
結構たっぷりと溶液をぬったのですが、それでも奥までグリップを指すには相応の力が必要でした。この点、上記でも記載しましたが、体重をかけて奥まで入れる方法など使ってしっかりと差し込むことが大切かと思います。
今度グリップ交換をするのは結構先になるかもしれないので、自分の備忘録代わりに詳細を記載しましたが、皆さんがグリップ交換をする際の一助にもなればと思います。


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